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職場での信頼の確立


私たちは相互の信頼を確立し、ともに成功します。職場で互いを尊重しあうことは、我々の企業価値、このコード、会社のポリシーに従うという私たちの約束であるとともに、私たちが共通の目標に到達するための強力な基礎となります。

私たちは、次のことを通じて信頼を確立します。


互いを尊重する職場環境による信頼の確立

すべての人に敬意を示すこと

Alconでは、すべての人が敬意と尊厳をもって扱われます。多様性が尊ばれ、様々な考え方と視点が歓迎され、すべての人に機会が等しく与えられ、違いを受け入れる文化が奨励されます。互いの貢献はもちろん、各々の違いがもたらす強みも高く評価されます。

Alconでは、同僚、訪問者、ビジネスパートナー、顧客、行政当局関係者など、Alconの事業に関わる人たちと接する際、相手を尊重し、同時に各々の職に誇りをもって振る舞うとともに、他者の尊厳と価値観に対する敬意、配慮、思いやりを行動によって示すことが求められます。このことは、Alconの施設、顧客やベンダーの事業所、出張先や業務に関連する社交的行事の場など、どこであっても求められます。 

職場は安全で、互いを尊重する、不当な行為のない環境であることが求められます。つまり、職場ではすべての人が尊重されると同時に、すべての人が相手を尊重すべきであるということです。

不当な行為の排除

職場環境で不当な行為があってはなりません。身体的または言葉による嫌がらせや虐待は、どのようなものであっても許容されません。同様に、Alconの事業に関与する者によるAlconの従業員に対する嫌がらせや不当な行為も容認されません。 

公正な待遇

私たちは、従業員と採用応募者を公正に扱うことを約束します。スキルや資格など、職務と事業に関する評価基準に基づいて採用、昇格、解雇、報酬、手当、あるいは研修、能力開発や異動の機会など、雇用に関係するあらゆる決定を行うことがAlconのポリシーです。Alconは公平な機会を提供する企業です。Alconが実現する職場は、年齢、人種、肌の色、出 自、民族、国籍、妊娠の事実、性的指向、性別または性別認識、特徴、または表現方法、遺伝に関する情報、障害(精神的または身体的)、婚姻関係や内縁関係の有無、政治的信念、信仰、宗教、兵役や退役の状況など、法律による保護の対象となるあらゆる身分または性質で差別されることのない職場です。 

オフィスで握手している2人。
チームビルディングの活動に参加するヘルメット姿のグループ。

誠実さの実践

    職場で誰かについて失礼な冗談や感想を口にすることは許容されません。ある人にとっては許容範囲で面白おかしい、あるいは一般的な固定観念に思えたりすることでも、他の人にとっては好ましくないことや、誹謗や攻撃に当たることがあります。 

    このような不適切な行動については、対立的にならずに敬意をもって同僚に話すことも可能です。前向きなアプローチの場合は次のように言うでしょう。「あなたが意図的に誰かを傷つけようとしているわけではないことを知っていますが、あなたの冗談は、相手を傷つけるかもしれません」。不快過ぎて同僚と話し合いができない場合は、上司に話すか、スピークアッププロセスに従ってその問題を報告してください。その問題が適切に対処されていないと感じた場合は、スピークアッププロセスを使用して問題提起することもできます。

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    安全な職場環境による信頼の確立

    私たちは、職場で働く人と職場を訪れる人にとって健康的で物理的に安全な職場環境を提供することを約束します。 

    健康と安全

    健康と安全に関して、事業活動に伴う影響とリスクに対するアセスメントを継続的に実施します。健康と安全に関する私たちのポリシーと手順書の目的は、人々がけがをせず、安全に働けるようにすることです。役割や職域によらず、次のことが求められます。

    • 自分の職務で要求される健康と安全に関わる要件を知ること
    • 職場、Alconの施設、顧客先、移動中などどこで業務に従事していても、自分自身や同僚、訪問者の健康と安全を増進し確保するような行動を取ること
    • あらゆる事故、人身傷害、安全を脅かす恐れのある状況または条件(例えば、安全でないと考えられる仕事を要求された場合や、機器、工具、または車両が適切に機能しておらず安全でない可能性が疑われる場合など)について、直ちに報告すること

    あらゆる場所で、薬物のない職場を維持します。薬物やアルコールの使用または所持に関する会社のポリシーを常に遵守することが求められます。

    セキュリティー

    私たちの施設では事前対応的な予防策を講じて、従業員と訪問者のセキュリティーリスクを可能な限り低減します。職場では暴力も暴力の脅威も許容されません。 

    地域における法律および会社のポリシーによる特段の許可がある場合を除いて、Alconの業務に従事していて、Alconが所有または賃借する土地建物にいる場合に、銃などの武器を所持または使用することは許されません。銃の所持許可証を取得している場合でも、許されません。 

    実際の暴力や暴力の脅威など、職場にセキュリティー上の問題がある場合には、会社に直ちに報告することが求められます。

    工場で作業している白衣の人。

    誠実さの実践


      利益相反の適切な管理による信頼の確立

      Alconの事業に関わる商取引は、倫理的かつ公正であると同時に、Alconの利益に最大限合致するように行われなければなりません。Alconの事業上の利益と、あなたの個人的な利益または人間関係が相反するか、相反するように思われる場合には、利益相反が存在することになります。利益相反が存在する活動に携わってはなりません。

      利益相反が存在する可能性のある状況に遭遇した場合には、その機会を避けるか、または断らなければなりません。あるいは、利益相反の開示に関するAlconのプロセスに従います。状況を会社に開示すると、直属の上司から適切な行動の指示があります。場合によって、その行動は条件付きで許されることがあります。 

      次に示すのは、会社による評価が必要とされる利益相反、またはその恐れがある状況の例です。各ボックスをクリックして、詳細を学びます。

      業務外の利害関係で

      個人的利益を目的とした実質的価値を有する何らかのものの受領または要求

      密接な個人的関係

      Alconが所有する資産(有形および無形)を不適切な目的で使用した場合

      向かい合って座って会話をしている2人の女性。

      誠実さの実践

        はい。この状況について、利益相反に関するプロセスに従った会社の審査を受ける必要があります。場合によっては、他団体の役員に就任することが利益相反になります。会社がその役への就任を承認する場合、承認に特定の条件が伴うことがあります。

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        情報と資源の適切な管理による信頼の確立

        情報と資源の適切な管理の詳細については、以下の各トピックをクリックしてください。

          Alconは、あなたが職務を遂行するために必要とする会社の情報、情報技術システム、資金、物理的資産などの資源を提供します。あなたは、会社の資源をAlconの事業を目的として適切に利用する必要があるのと同時に、必要な場合、支出や他の取引を行う際には会社から適当な承認を得る必要があります。 

          会社の資産に対して盗難または損害が発生した場合には、会社に直ちに報告することが求められます。

          あなたがAlconの契約業務に関与している場合、該当する社内プロセスに従うとともに、契約の規定が、提案された取引と関係の性質、価値および内容を正確に反映しているか確認しなければなりません。 

          私たちのビジネスでの成功は、ある部分において、機密情報の適切な保護と利用を行えるかどうかにかかっています。機密情報とは、現時点で公衆に知られていないか、一般に公開されていない情報のことです。情報は、Alconに帰属または関係することもあれば、他の組織や個人に帰属または関係することもあります。 

          Alconの機密情報としては、例えば、研究情報、製品の設計詳細、製造法、非公開の財務結果、事業計画や戦略、将来のライセンス付与や買収に関する合意内容、法的な覚書や通知などが挙げられます。場合によっては、Alconが第三者に帰属する機密情報を受領することもあります。

          機密情報の保護を目的として、次のことを行います。 

          • Alconの社内であれ社外であれ、権限を与えられていない相手には機密情報を開示しないこと
          • 情報が機密情報に当たるかどうかを、健全な、職業意識に基づいた判断によって決定し、情報の機密性について性質上の疑義がある場合には、上司または会社の法務担当に相談すること 
          • 適切に機密情報だとわかるよう印付けをし、その区分に従って処理を行うこと
          • 盗難、紛失、誤用、許可に基づかない修正または開示から機密情報を守ること
          • 情報の作成または修正の際には、結果として残る会社の記録の正確性を確認すること
          • 会話が他者に聞かれる恐れのある場所で機密情報を議論せず、また、不適切に情報を見ることが可能な場所(Alcon施設内の共用スペース、空港、機内、飲食店、ロビー、エレベーター、洗面所など)で機密情報を示さないこと
          • 情報セキュリティーに関する事故が発生した場合にはAlconの情報技術セキュリティー担当に直ちに報告すること

          同様に、第三者の知的財産権と機密情報も、次のことを行って尊重する必要があります。

          • 第三者の機密情報を、不当な方法(コンサルタント、ベンダー、第三者に雇用されているか雇用されていた者のような、守秘義務のある個人からの入手を含む)によって取得しないこと
          • 外部の団体に帰属する資料を、著作権などの知的財産権を定める規則に抵触するような方法で使用しないこと 

          業務上の必要があって機密情報を開示する場合には、法務部門に相談します。秘密保持契約を作成して、第三者の署名および、法務部門の承認を得なければならない場合があります。 

          次のような場合には、開示に特別な社内承認プロセスも適用されます。

          • 開示内容に非公開の個人情報が含まれる場合
          • 科学分野の刊行物、財務開示資料、カンファレンスでの発表、プレスリリース、ソーシャルメディアなど、一般人がアクセスできる公開の場で開示される場合 
          • 開示が行政当局に対して行われる場合 

          適当なプロセスについて質問がある場合には、法務部門に相談してください。
           

          Alconの従業員、顧客、およびAlconの事業活動に関する実質的な電子コミュニケーションを交わす場合は、承認された企業コミュニケーションプラットフォームのみを使用することが求められます。実質的な電子コミュニケーションを行うために、未承認コミュニケーションプラットフォームを使用してはいけません。これは、コミュニケーションが自動的に削除される一時的なプラットフォームを含みますが、これに限定されません。 

          ソーシャルメディアプラットフォーム(FacebookやLinkedInなど)を介して行われた、あるいは未承認のコミュニケーションプラットフォームを通じて受信されたAlconの従業員、顧客、またはAlconの事業活動に関するコミュニケーションは、該当する会社のポリシーに準拠している必要があります。当社のポリシーは、誰がコミュニケーションできるか、何が伝えられるか、どんな承認が必要か、何を保持する必要があるかを管理しています。

          Alconに帰属する情報や資産を使用した発明は、Alconに帰属します。Alconに代わって行った発明や発案については、その詳細を法務部門に提出して審査と確認を受けるとともに、会社に帰属するそうした資産の保護に全面的に協力しなければなりません。特許を取得するか企業秘密としておくかは、Alconが決定します。

          信頼を確立するもう1つの方法は、患者、消費者、医療担当者、その他の顧客、ビジネスパートナー、従業員から付託された個人の機密情報を適切に使用し保護することです。Alconに個人情報を提供した個人は、そのデータとプライバシーの保護をAlconに任せています。私たちはその信頼に応えなければなりません。 

          情報から単独に、またはAlconの管理する他の情報との組み合わせによって、個人が特定される可能性がある場合、その情報の収集、使用、保管、処理、および開示は、適切な通知または合意形成が行われた場合にのみ、プライバシーとデータの保護に関する会社の細則(グローバルおよびローカルに適用される細則)に従って実施されます。質問がある場合は、直接部門長または法務部門に問い合わせてください。 
           

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